上棟式(建前)ついて

上棟式(建前)は、家屋の守護神と大工の神を祀って棟上げを無事に終えられたことに感謝するとともに、最後まで工事の安全を祈る儀式で棟上げ式と呼ばれます。

神恩に感謝すると同時に、施主は建築現場の関係者に料理やお酒を振舞ったり、手土産やご祝儀を渡して労いの気持ちを表します。

上棟式の流れ

一、祭壇に御幣や神饌物を飾り一拝(散塩・散米)します

一、降神(こうしん) 
 大麻に神様をお招きします

一、献饌(けんせん)
 お供え物を行います

一、祝詞奉上(のりとそうじょう)
 工事の安全を祈念し、祝詞を奏上します

一、 四方固め(しほうかため)
 無事に工事が進められるように、棟梁と現場監督が、
 家の四隅の柱の部分に酒や塩お米などをまいてお清めし、
 最後に幣束をお清めします

一、撤饌(てっせん)
 お供えをお下げします

一、御神酒拝戴(ごしんしゅはいたい) 
 工事の安全を祈願し、神様にお供えした御神酒を頂きます。
 棟梁・現場監督などの挨拶(場合によっては餅や銭、お菓子などをまく)