【STEP.1】断熱強化の基準

次世代省エネ性能基準住宅性能表示:温熱環境等級4

日本列島は南北に長い国土を有するため暖冷房費の消費量が地域によってことなります。 全館連続暖冷房を想定し暖冷房空調温度など特定の室内条件を前提とした上での計算値です。

 

熱損失係数(Q値)とは、 内部から外部に逃げる熱の速さを床面積で割った数値です。

・断熱材の熱の伝えやすさ

・開口部からの熱損失

・隙間からの熱損失

・換気からの熱損失

【STEP.2】パッシブデザイン(自然エネルギー活用設計手法)

自立循環型住宅設計フロー

パッシブデザイン 自然エネルギー活用

暖房計画

断熱外皮計画 Q値

  • └昭和55年基準
  • └平成4年基準
  • └平成4・11年中間基準
  • └平成11年基準
  • └昭和55年基準
  • └■ 平成11年基準超

地域区分

  • └■ い地区
  • └ろ地区
  • └は地区
  • └に地区
  • └ほ地区

立地条件

  • └冬至時に3時間程度しか日射が得られない
  • └冬至時に5時間以上の日射が得られる
  • └■ 冬至時でも終日、日射が得られる

主要開口部方位

  • └■ 冬至時に3時間程度しか日射が得られない
  • └冬至時に5時間以上の日射が得られる
  • └冬至時でも終日、日射が得られる

日射熱の利用

  • └日射熱利用手法の非採用
  • └開口部断熱性の向上
  • └開口部断熱性の向上+集熱開口部面積の増加
  • └開口部断熱性の向上+蓄熱材の使用
  • └■ 開口部断熱性の向上+集熱開口部面積の増加
      +蓄熱材の使用

暖房方式

  • └■ エアコンのみ
  • └エアコン + 温水式床暖房
  • └エアコン + 温水式床暖房
    (床下、配管の断熱措置有り)

エアコン

  • └COP 4.0未満
  • └COP 4.0以上
  • └COP 5.0以上
  • └COP 5.0以上
  • └■ COP 6.0以上

冷房計画

通風の立地条件

  • └自然風の利用が困難な過密・高層型の立地基準
  • └自然風の利用に工夫が必要な過密型の立地
  • └■ 自然風の利用が容易な郊外型の立地

通風計画

  • └自然風を利用しない
  • └直接的手法+室内通風向上
  • └直接的手法+間接的手法+室内通風向
  • └■ 直接・間接的手法+屋根面利用
       +温度差換気+室内通風向上

主開口部の向き

  • └■ 南向き
  • └南東・南西向き
  • └東・西向き
  • └真北±30°の範囲

日射進入率

  • └開口部の日射進入率0.79程度
  • └開口部の日射進入率0.60以下
  • └開口部の日射進入率0.45以下
  • └■ 開口部の日射進入率0.30以下

エアコン冷房性能

  • └COP 4.0未満
  • └COP 4.0以上
  • └COP 5.0以上
  • └■ COP 6.0以上

換気計画

  • └通常の第一種ダクト換気
  • └ダクト換気適正化 or 換気方式簡略化
  • └ダクト換気適正化+高効率機器
  • └■ ダクト換気適正化+高効率機器
      +ハイブリッド換気+換気方式簡略化

給湯計画

  • └従来型ガス給湯器
  • └太陽熱温水器 or 潜熱回収型給湯器 or 配管保温・節湯具
  • └潜熱回収型給湯器+(太陽熱温水器 or 配管保温・節湯具)
  • └■ CO2ヒートポンプ給湯器
  • └太陽熱給湯システム
  • └太陽熱温水器+配管保温・節湯具+潜熱回収型給湯器
  • └太陽熱温水器+配管保温・節湯具+CO2ヒートポンプ給湯器
  • └太陽熱給湯システム+潜熱回収型給湯器
  • └太陽熱給湯システム+CO2ヒートポンプ給湯器
  • └太陽熱給湯システム+潜熱回収型給湯器+配管保温・節湯具

└太陽熱給湯システム+CO2ヒートポンプ給湯器+配管保温・節湯具

照明計画

  • 日当たり

    • └太陽光の利用が困難な過密・高層型の立地
    • └太陽光の利用に工夫が必要な過密型の立地
    • └■ 太陽光の利用が容易な郊外型の立地

    昼光の利用

    • └基準法相当の採光条件
    • └LD2面採光&高齢者・子供部屋・その他1面採光
    • └LD・高齢者・子供部屋2面採光&その他1面採光
    • └■ LD・高齢者・子供部屋2面採光&その他・非居室1面採光

    照明設備

    • └従来型照明方式
    • └機器による手法
    • └機器による手法+運転・制御手法
    • └■ 機器による手法+運転・制御手法+設計による手法

家電計画

  • └2000年に保有されていた製品
  • └2003年製品
  • └■ 2003年製品+待機電力の低減
  •  

太陽電池

  • └■ 3Kw相当
  • └4Kw相当
  • └採用なし

【断熱強化とパッシブデザインによる消費エネルギー削減シュミレーション】